シェイプレイヤー
シェイプレイヤーは、楕円や長方形を描きます。字幕の背景、枠、円形のアクセント、輪郭を使ったアニメーションなどを、画像素材なしで作れます。
追加する
Add Layer → Shape から、Ellipse(楕円)または Rectangle(長方形)を選びます。長方形は Corner radius を設定すると角丸にできます。
一つのレイヤーに一つの形状を持ち、クリップはその表示期間を決めます。作成後に楕円から長方形などへ種類を変更することはできません。別の種類が必要なら、新しいレイヤーを作ります。
位置とサイズ
| 設定 | 意味 |
|---|---|
| Position | 形状の中心位置。画面中央が [0, 0]、左下が [-1, -1]、右上が [1, 1] |
| Size | 輪郭を付ける前の全幅・全高。両方ともシーンの高さを1とする |
| Rotation | 形状の中心を支点に時計回りに回転。1が180度 |
| Corner radius | 長方形の角丸半径。シーンの高さを1とする |
Sizeの初期値は [0.5, 0.5] です。横長のシーンでも縦横の基準は同じなので、Ellipseなら真円、Rectangleなら正方形になります。例えば高さ1080のシーンなら、幅・高さともに540を基準とした大きさです。
幅か高さが0以下になると透明になります。角丸半径は0から短辺の半分までに制限されます。
塗りと輪郭
Fill と Stroke は、それぞれ有効・無効と色を設定できます。初期状態は白い塗りが有効、輪郭が無効です。
Stroke width はシーンの高さに対する比率です。Stroke alignment で、形状の内側・中央・外側のどこに輪郭を付けるかを選べます。形状のSizeを変えても輪郭幅は維持されます。
例えば、Fillを無効にしてStrokeを有効にすると枠だけを描けます。字幕の背景にする場合は、塗りを半透明にした長方形を、テキストレイヤーの下に置きます。
輪郭が描かれていくアニメーション
Stroke progress は輪郭を描く割合です。0で輪郭なし、0.5で半周、1で全周になります。塗りや輪郭幅には影響しません。
Stroke start は輪郭の開始位置です。形状の周に沿って、上中央を0、右中央を0.25、下中央を0.5、左中央を0.75、上中央へ戻る位置を1とし、時計回りに進みます。
Strokeを有効にし、Stroke progressを0から1へキーフレームで変えると、一周描かれていくアニメーションになります。Stroke startだけを動かせば、部分的な輪郭を周回させられます。
シェイプの設定と合成
シェイプ自体の位置・サイズ・回転と、Compositing の変形は別です。前者で図形を描き、その画像全体へ後者の変形や不透明度を適用します。
複数の図形はレイヤーを分けて重ねます。現在、一つのシェイプレイヤー内の複数形状、グラデーション、任意パス、プレビュー上での形状自体の直接編集には対応していません。